ドコモからUQモバイルに乗り換える手順と6つのデメリット【2025年9月最新】

ドコモからUQモバイルへの乗り換え手順と、データ無制限プランがないなどの6つのデメリットを解説しました。

各デメリットを理解した上で、自分に合ったプランに乗り換えていきましょう。

【結論】ドコモからUQモバイルに乗り換える手順まとめ!主なデメリットはデータ無制限プランがない点

この記事の結論として、ドコモからUQモバイルへ乗り換える手順をまとめると、次のとおりです。
ドコモからUQモバイルへ乗り換える流れ
申し込み方法 | 流れ |
---|---|
MNPワンストップ | 1. UQモバイルオンラインショップから申し込み 2. ドコモのWebサイトで解約時の注意点を確認 3. 回線切り替え手続き |
MNP予約番号を取得 | 1. ドコモでMNP予約番号を取得 2. UQモバイルオンラインショップから申し込み 3. 申し込みの途中でMNP予約番号を入力 4. 回線切り替え手続き |
ドコモからUQモバイルへ乗り換えるデメリット・メリットは、次のとおりです。
ドコモからUQモバイルへ乗り換えるデメリット・メリット
デメリット |
---|
・データ無制限のプランがない ・ドコモの各種割引が適用されなくなる ・事務手数料3,850円がかかる ・取り扱うiPhone・Androidの種類が少ない ・ドコモのポイント優遇サービスを使えなくなる ・dアカウントを発行していないとdポイントが失効する |
メリット |
---|
・お得な乗り換えキャンペーンを利用できる ・状況によっては月額料金が安くなる ・余ったデータは翌月に繰り越せる ・コミコミプランバリューなら国内通話10分かけ放題が無料 ・KDDI運営のため快適に通信できる ・au PAY ゴールドカードで支払うと最大10%のポイントが貯まる |
ドコモからUQモバイルへ乗り換えるときに注意すべきデメリットは、データ無制限のプランがない点です。
UQモバイルのプランは最大40GB(「増量オプションⅡ」適用時)のため、それを超えるデータを使う人にはドコモの無制限プランが向いています。
一方で契約内容によっては、ドコモからUQモバイルへ乗り換えると月額料金が安くなる点は大きなメリットです。
どのプランを選ぶのか、どの割引を適用するかで料金は変わってくるので、自分の契約パターンを踏まえて比較しましょう。

ドコモからUQモバイルに乗り換える前の事前準備

申し込みに必要なものを準備する|メールアドレス・本人確認書類・支払い情報など

ドコモからUQモバイルへ乗り換える前に、まずは申し込みに必要なものを準備しましょう。UQモバイルの申し込み時に必要なものは、次のとおりです。
UQモバイル申し込み時に必要なもの
連絡可能なメールアドレス |
---|
@infomail.uqmobile.jpからのメールを受信できるメールアドレスが必要 |
本人確認書類 |
---|
・運転免許証やマイナンバーカードなど、所定の本人確認書類が必要 ・書類の種類や状況によっては、別途補助書類が必要な場合あり |
支払い情報 |
---|
・クレジットカードまたは銀行口座の情報が必要 ・一部のデビットカードやプリペイドカードも使用可能 |
UQモバイルの申し込み時に使用できる本人確認書類の例は、次のとおりです。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 住民基本台帳カード(写真付き)
- 身体障がい者手帳または療育手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳
- 特別永住者証明書
- 在留カード+外国発行パスポート
なお名義人が未成年者である場合など、状況によっては追加の書類が必要な場合があります。
自分はどのような書類が必要なのか事前に確認しておくと、申し込みがスムーズです。
UQモバイルで使用するスマホ本体を用意する|乗り換えキャンペーンでお得に購入可能

ドコモからUQモバイルへ乗り換える前に、スマホ本体を用意しておきましょう。
現在の端末をそのまま使用するか、UQモバイルの契約時に新しいスマホを購入するか、主に2つのパターンがあります。それぞれのメリット・デメリットをまとめると、次のとおりです。
2つのパターンのメリット・デメリット
利用パターン | メリット | デメリット |
---|---|---|
現在のスマホをそのまま使用 | スマホの購入費用がかからない | ・対応端末でなければ使用できない ・SIMロック解除が必要な場合がある |
新しいスマホを購入 | 乗り換えキャンペーンでお得に購入できる | ・購入費用がかかる ・初期設定とデータ移行が必要 |
ドコモからUQモバイルへ乗り換える際は、キャンペーンを適用してスマホ本体をお得に購入できます。お値打ち価格で購入できるスマホ本体がたくさんあるので、販売機種をチェックしてみるのがおすすめです。

【MNPワンストップを利用する場合】ドコモからUQモバイルに乗り換える手順

1. UQモバイルオンラインショップから申し込み|スマホを購入する場合は機種を選択

MNPワンストップを利用してドコモからUQモバイルへ乗り換えるなら、早速申し込み手続きをおこないましょう。
ドコモからUQモバイルへ乗り換える申し込み手順は、次のとおりです。
ドコモからUQモバイルへ乗り換える申し込み手順









上記は、SIMカードを申し込む場合の一般的な流れです。もしスマホ本体もセット購入したい場合は、購入希望の機種やカラー、容量などを必要に応じて選択しましょう。
2. ドコモのWebサイトで解約の注意点を確認する|自動で画面遷移するため簡単

UQモバイルへの申し込み手続きを進めると、ドコモのWebサイトへ自動的に画面遷移します。
ドコモのWebサイトへ移動すると、dアカウントでのログイン画面が表示されます。ログイン情報が必要なため、わからない人は事前に確認しておきましょう。
dアカウントのログインに必要な情報
dアカウントID |
---|
メールアドレスまたは任意のID |
パスワード |
---|
・自身で設定したパスワード ・忘れた場合は再設定 |
2段階認証(必要な場合のみ) |
---|
SMSやメールに届く6桁のセキュリティコードを入力 |
ログインしたら解約時の注意点などが表示されるので、内容を確認して手続きを進めましょう。
手続きを進めると自動的にUQモバイルのWebサイトへ戻るため、申し込み手続きを完了させます。
3. 回線切り替え|商品が到着してから手続きを実施

申し込み手続きが完了したら、ドコモからUQモバイルへ回線を切り替える手続きをおこないます。
回線切り替え手続きをするタイミングは、購入した商品によって異なり、次のとおりです。
回線切り替え手続きをするタイミング
スマホ本体またはSIMカードのみ |
---|
宅配便などで商品が到着してから |
eSIMのみ |
---|
設定方法の案内メールが届いてから |
回線の切り替えは、UQモバイルオンラインショップの注文履歴から手続きできます。注文番号と、自動発行された注文履歴の確認用パスワードを入力し、切り替え手続きをおこないましょう。

【MNP予約番号を取得する場合】ドコモからUQモバイルに乗り換える手順

1. ドコモでMNP予約番号を取得する|Web・電話・店舗で手続き可能

UQモバイルへ乗り換えるために、まずはドコモ側でMNP予約番号を取得しましょう。ドコモのMNP予約番号の取得概要をまとめます。
ドコモのMNP予約番号の取得概要
取得方法 |
---|
・Webサイト ・電話 ・店舗(ドコモショップほか) |
受付時間 |
---|
・Webサイト:24時間 ・電話:9:00~20:00 ・店舗:営業時間中 |
手数料 |
---|
無料 |
MNP予約番号の有効期限 |
---|
当日を含め15日間 |
上記の表にも記載のとおり、MNP予約番号には有効期限があります。
UQモバイルの申し込み時には、MNP予約番号に加えて有効期限の情報も必要となるため、あわせて確認しておきましょう。
2. UQモバイルオンラインショップから申し込み|MNP予約番号の有効期限が10日以上必要
ドコモのMNP予約番号を取得したら、UQモバイルのオンラインショップから申し込み手続きをおこないましょう。
ドコモからUQモバイルへ乗り換えるためには、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っている必要があります。もし有効期限が不足している場合、ドコモ側で一度キャンセルし、MNP予約番号を再取得しましょう。
MNP予約番号を使用し、ドコモからUQモバイルへ乗り換える際の申し込み手順は、次のとおりです。
MNP予約番号を使用してUQモバイルへ乗り換える申し込み手順






上記の操作が完了したら、次の手順へ進みましょう。
3. 申し込みの途中でMNP予約番号を入力する|有効期限の選択も必要
先ほどの手順でUQモバイルの申し込みを進めたら、次はMNP予約番号の情報を入力します。入力・選択が必要な情報は、次のとおりです。
入力・選択が必要な情報
MNP予約番号 |
---|
10桁の数字を半角で入力 |
有効期限 |
---|
プルダウンメニューから選択 |
電話番号 |
---|
・ドコモから乗り換える電話番号を半角で入力 ・ハイフンは不要 |
MNP予約番号の各種情報を入力したら、画面の案内に沿って申し込みを完了させましょう。
4. 回線切り替え|発信テストが正常に終われば乗り換え完了
申し込みが完了し商品が到着したら(eSIMは案内メールが届いたら)、ドコモからUQモバイルへの回線切り替え手続きをおこないましょう。
ドコモからUQモバイルへ回線を切り替える手順は、次のとおりです。
- UQモバイルWebサイトの注文履歴ページへアクセス
- 注文番号と注文履歴の確認用パスワードを入力
- 「ご注文履歴を表示する」をタップ
- 「回線を切り替える」をタップ
- 端末を再起動する
- 発信テスト用の電話番号「111」へ電話をかける
- 正常に接続されれば切り替え完了
なお注文履歴の確認用パスワードは、注文完了時に自動発行されているため、メールを確認しましょう。
ドコモからUQモバイルに乗り換えた後にやること

スマホの初期設定|発信テストに成功しない場合やeSIM契約者は要確認
開通手続きをしてSIMカードを差し替えても発信テストに成功しない場合、APN設定をおこないましょう。またeSIMを選んだ場合、端末にeSIMプロファイルをダウンロードする必要があります。
UQモバイルを利用するための初期設定方法を見ていきましょう。
APN設定をする
iPhoneの場合、他社のAPN構成プロファイルが残っていると、UQモバイルの通信ができない可能性が高いです。
他社のAPN構成プロファイルを削除し、iOSを最新版にアップデートすれば、通信をするための初期設定が自動的に完了します。
Androidの場合、APN設定を手動でおこなうことで、UQモバイルの通信ができる可能性があります。
iPhone・AndroidそれぞれにおけるAPN設定方法は、次のとおりです。
APN設定方法
iPhone |
---|
1. ホーム画面から設定アプリを開く 2. 「一般」→「プロファイルとデバイス管理」を選択 3. 他社の構成プロファイルがある場合はタップ 4. 「プロファイルを削除」をタップ 5. iOSが最新でない場合はアップデートする |
Android |
---|
1. ホーム画面から設定アプリを開く 2. 「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」を選択 3. 「詳細設定」→「アクセスポイント名」を選択 4. 「UQ mobile」のAPNを選択する |
なおAndroidの設定画面はメーカー・機種によって違うため、手順がわずかに異なる点に注意しましょう。
eSIMを選択した場合の初期設定方法
eSIMを選択した場合、iPhone・AndroidともにeSIMプロファイルのダウンロードが必要です。eSIMプロファイルのダウンロード方法には、次の2種類があります。
- My UQ mobileアプリを使用する
- QRコードを読み取る
My UQ mobileアプリを使用する場合、スマホ1台でダウンロードできます。一方でQRコードを読み取る場合、タブレット・パソコンなど、QRコードを表示するための別の端末が必要です。
以上を踏まえ、eSIMを選択した場合の初期設定方法を解説します。
eSIMを選択した場合の初期設定方法
スマホ | ダウンロード方法 | 手順 |
---|---|---|
iPhone | My UQ mobileアプリ | 1. アプリのマイページを開く 2. 「eSIMプロファイルをダウンロード」をタップ 3. ダウンロードボタンをタップ 4. 「モバイル通信プランのインストール」画面の案内に沿って操作を進める 5. APN設定をする 6. eSIMを切り替える |
QRコードを読み取り | 1. パソコンなどでこちらのページへアクセス 2. au IDとパスワードでログイン 3. QRコードを表示する 4. iPhoneをWi-Fiに接続する 5. 設定アプリを開く 6. 「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」をタップ 7. QRコードを読み取る 8. 画面の案内に沿って操作を進める 9. APN設定をする 10. eSIMを切り替える | |
Android | My UQ mobileアプリ | 1. アプリのマイページを開く 2. 「eSIMプロファイルをダウンロード」をタップ 3. ダウンロードボタンをタップ 4. 「モバイルネットワーク」をタップ 5. APN設定をする 6. eSIMを切り替える |
QRコードを読み取り | 1. パソコンなどでこちらのページへアクセス 2. au IDとパスワードでログイン 3. QRコードを表示する 4. AndroidをWi-Fiに接続する 5. 設定アプリを開く 6. 「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」をタップ 7. 「代わりにSIMをダウンロード」→「次へ」をタップ 8. QRコードを読み取る 9. 「OK」をタップ 10. 「有効化」をタップ 11. APN設定をする 12. eSIMを切り替える |
なおOSバージョンによっては、UQモバイルのeSIMを利用できない場合があります。OSが古い場合、最新版にアップデートしてから実行しましょう。
データ移行|UQモバイル契約時にスマホを新しくした人は実施
ドコモからUQモバイルへの乗り換え時に、新しいスマホ本体を購入した人は、データ移行をおこないましょう。
データ移行方法は機種によって異なりますが、代表例を紹介すると次のとおりです。
代表的なデータ移行方法
iPhone |
---|
・クイックスタート機能 ・iCloudバックアップを使用 |
Android |
---|
・メーカー公式のアプリや機能 ・Googleドライブを使用 |
なおau IDをもっていれば、auやUQモバイルの店舗でデータ移行をサポートしてもらえる「au店頭サポート定額」という有料サービスも利用できます。
au店頭サポート定額のサービス概要は、次のとおりです。
au店頭サポート定額のサービス概要
サポート内容 |
---|
データ移行、保護シート貼り、各種操作・設定サポート、ほか |
対象者 |
---|
au IDをもっている人 |
料金 |
---|
月額1,078円(税込) |
対象店舗 |
---|
・au Style ・auショップ ・UQスポット ・トヨタau取扱店(一部) |
自分でデータ移行をするのが難しい人は、UQモバイル店舗での有料サポートを検討してみましょう。
ドコモからUQモバイルに乗り換えるデメリット

データ無制限のプランがない|35GBを超えるならドコモの継続利用がおすすめ
ドコモからUQモバイルへ乗り換えると、データ無制限のプランを利用できなくなる点がデメリットになります。
UQモバイルには2つのプランがありますが、いずれもデータ容量は無制限ではありません。UQモバイルのプランごとのデータ容量を比較すると、次のとおりです。
UQモバイルのプランごとのデータ容量を比較
コミコミプランバリュー |
---|
35GB |
トクトクプラン2 |
---|
・〜5GB ・5GB超え〜30GB(※) |
このようにUQモバイルのデータ容量は、もっとも多いコミコミプランバリューでも35GBです。
毎月のデータ容量を増量できる有料オプション「増量オプションⅡ」を利用しても、最大40GBまでとなります。
UQモバイルのデータ容量では満足できない場合、ドコモのデータ無制限プランを継続利用するか、auまたはソフトバンクを検討するとよいです。
ドコモの各種割引が適用されなくなる|自宅のネットや家族のスマホも見直そう
ドコモからUQモバイルへ乗り換えると、ドコモの各種割引サービスが適用されなくなるデメリットに注意しましょう。
UQモバイルへの乗り換え時に確認すべきドコモの割引サービスは、次のとおりです。
乗り換え時に確認すべきドコモの割引サービス
割引サービス名称 | 概要 | 割引金額 | 対象プラン |
---|---|---|---|
ドコモ光セット割 | ドコモ光と対象プランをセット契約すると、家族みんなのスマホ料金が割引になる | 毎月最大1,210円/1回線 | ・ドコモ MAX ・ドコモ ポイ活 MAX ・ドコモ ポイ活 20 ・ドコモ mini ・eximo(※1) ・eximo ポイ活(※1) ・irumo(0.5GB除く)(※1) ほか |
みんなドコモ割 | 家族みんなで対象プランを契約すると、回線ごとに割引になる | 毎月最大1,210円/1回線 | ・ドコモ MAX ・ドコモ ポイ活 MAX ・ドコモ ポイ活 20 ・eximo(※1) ・eximo ポイ活(※1) ほか |
上記の割引サービスは、UQモバイルへ乗り換えると適用されなくなります。
後悔しないためには、自宅のインターネットも同時に見直したり、家族みんなでUQモバイルへ乗り換えるなどの対策がおすすめです。
事務手数料として3,850円がかかる|乗り換え時に加えて機種変更時にも発生
ドコモからUQモバイルへ乗り換える際は、事務手数料として3,850円(税込)がかかるデメリットに注意しましょう。
UQモバイルの事務手数料の概要をまとめると、次のとおりです。
UQモバイルの事務手数料の概要
事務手数料の金額 |
---|
3,850円(税込) |
手数料がかかるタイミング |
---|
・新規契約 ・他社から乗り換え ・機種変更 |
注意点 |
---|
店舗・オンラインを問わず必ず費用がかかる |
このようにUQモバイルの事務手数料は、機種変更時にも発生します。
乗り換え時にスマホをセット購入しなくても、将来的に機種変更する場合、一部例外を除き手数料が発生することを覚えておきましょう。
販売しているiPhone・Androidの種類が少ない|ただしauオンラインショップでの購入が可能
ドコモからUQモバイルへ乗り換えて後悔しないために、販売しているiPhone・Androidの種類が少ないデメリットに注意しましょう。
2025年9月時点、UQモバイルで販売中の機種の例は、次のとおりです。
UQモバイルで販売中の機種例(2025年9月時点)
iPhone |
---|
・iPhone 16e ・iPhone 15 |
Android |
---|
・OPPO Reno13 A ・BASIO active3 ・Samsung Galaxy A25 5G ・らくらくスマートフォン Lite ・AQUOS sense9 ・Google Pixel 8a ・arrows We2 ・Xperia 10 VI ・Redmi Note 13 Pro 5G ・BASIO active2 ・Redmi 12 5G ほか |
au Certified(中古品) |
---|
・iPhone 14 Pro ・iPhone 14 ・iPhone 13 Pro ・iPhone 13 ・iPhone 13 mini ・iPhone SE(第3世代) |
iPhoneに限っていえば、ProやPro Max、Plusなどのモデルは販売されていません。Androidの種類はiPhoneと比較して多いものの、ドコモで取り扱いのある機種の一部は購入不可です。
このように、UQモバイルで直接的に購入できる機種は限られる点を覚えておきましょう。
ただしUQモバイル契約者であっても、auオンラインショップで機種のみを購入できる場合があります。
auオンラインショップにはiPhoneのProモデルなども豊富なため、そちらで購入するのがおすすめです。
ドコモ限定の各種ポイント優遇がなくなる|乗り換え前に確認
ドコモからUQモバイルへ乗り換えると、ドコモ限定サービスの各種ポイント優遇がなくなるデメリットに注意しましょう。
ドコモ限定のポイント優遇サービスの例は、次のとおりです。
ドコモ限定のポイント優遇サービス例
eximo ポイ活(※1) |
---|
dカード・d払いの支払いが最大11%還元されるなど、お得なプラン |
Amazonプライム特典 |
---|
ドコモからAmazonプライムに登録すると、月会費の20%相当のポイントが毎月もらえる |
爆アゲセレクション |
---|
対象エンタメサービスにドコモから申し込むと、各サービス月額料金の最大25%相当のポイントが毎月もらえる (対象:ディズニープラス、Netflix、YouTube Premium、ほか) |
comotto 子育て応援プログラム |
---|
子供が15歳になるまで、子供の誕生月に1,000ポイントが毎年もらえる |
ただしUQモバイルにも、NetflixやApple Music、YouTube Premiumなど一部エンタメサービスのポイント還元特典はあります。
ドコモと比べると対象サービスの数は少ないですが、乗り換えの際には確認するとよいです。
dポイント失効の可能性がある|乗り換え前にdアカウントを作成すれば失効しない
ドコモからUQモバイルへ乗り換える際は、状況によってはdポイントが失効するデメリットに注意が必要です。
ドコモからUQモバイルへ乗り換える際に、dポイントが失効する場合・しない場合を見てみましょう。
dポイントが失効する場合・しない場合
失効する場合 |
---|
回線に紐づくdアカウントを発行せずに乗り換えた場合 |
失効しない場合 |
---|
解約前にdアカウントを発行した場合 |
このように、ドコモを解約する前に回線に紐づくdアカウントを発行さえすれば、dポイントの失効は防げます。さらに解約後も変わらずポイントを使用可能です。
せっかく貯まっているポイントは、失効するともったいないので、UQモバイルへの乗り換え前にdアカウントを発行しましょう。
ドコモからUQモバイルに乗り換えるメリット

乗り換えキャンペーンがお得|SIMのみでもスマホセットでも対象
ドコモからUQモバイルへ乗り換えることには、お得なキャンペーンを利用できるメリットがあります。
2025年9月時点で開催されている、UQモバイルのおすすめの乗り換えキャンペーンは、次のとおりです。
UQモバイルの乗り換えキャンペーン(2025年9月)
キャンペーン名 | 対象の契約 | 概要 |
---|---|---|
UQ mobile SIMデビューキャンペーン | SIMのみ | 各種条件達成で合計最大20,000円相当(不課税)au PAY残高がもらえる |
UQ mobileオンラインショップおトク割 | スマホセット購入 | ・iPhone:最大44,000円割引 ・Android:最大31,350円割引 ・au Certified(認定中古品):44,000円割引 |
このように、SIMのみ契約でもスマホをセット購入でも、どちらの場合にもお得になります。
状況により月額料金が安くなる|割引適用後の金額での比較がおすすめ
ドコモからUQモバイルへ乗り換えると、プランによっては月額料金が安くなるメリットがあります。
この項目では、ドコモからUQモバイルへ乗り換えると料金がどのように変わるのか、基本料金と割引適用後の料金を比較しましょう。
各プランの基本料金を比較
ドコモとUQモバイルの各プランの基本料金を比較すると、次のとおりです。
ドコモとUQモバイルの基本料金を比較
サービス | プラン名 | 基本の月額料金 | データ容量 |
---|---|---|---|
ドコモ | ドコモMAX | ・~1GB:5,698円 ・1~3GB:6,798円 ・3GB~無制限:8,448円 | 無制限 |
ドコモポイ活MAX | 11,748円 | ||
ドコモポイ活20 | ・〜20GB:7,898円 ・20GB〜無制限:9,570円 | ||
ドコモmini | 2,750円 | 4GB | |
3,850円 | 10GB | ||
eximo ポイ活(※1) | 10,615円 | 無制限 | |
eximo(※1) | ・~1GB:4,565円 ・~3GB:5,665円 ・~無制限:7,315円 | ||
irumo(※1) | 550円 | 0.5GB | |
2,167円 | 3GB | ||
2,827円 | 6GB | ||
3,377円 | 9GB | ||
UQモバイル | コミコミプランバリュー | 3,828円 | 35GB |
トクトクプラン2(※) | ・~5GB:2,948円 ・~30GB:4,048円 | 30GB |
※月額料金は各種割引サービス適用前の金額。
※1:2025年6月に新規受付終了
基本料金だけで比較すると、特にドコモポイ活MAXからの乗り換え時に月額料金が大幅に安くなります。
またドコモminiからの乗り換えはプランによっては高くなるものの、トクトクプラン2はお得に乗り換え可能です。
各種割引サービス適用後の金額で比較
ドコモからUQモバイルへの乗り換えを検討する際は、各種割引サービス適用後の金額で比較するのもよいです。
なぜならドコモもUQモバイルも、プランによっては各種割引サービスの適用で、料金が大幅に安くなるためです。
ドコモとUQモバイルの各種割引サービスを適用した料金を比較します。
ドコモとUQモバイルの割引適用後の料金を比較
サービス | プラン名 | 割引適用後の月額料金 | データ容量 |
---|---|---|---|
ドコモ | ドコモMAX ※1 | ・~1GB:2,398円 ・1~3GB:3,498円 ・3GB~無制限:5,148円 | 無制限 |
ドコモポイ活MAX ※1 | 8,448円 | ||
ドコモポイ活20 ※2 | ・〜20GB:4,818円 ・20GB〜無制限:6,490円 | ||
ドコモmin i※3 | 880円 | 4GB | |
1,980円 | 10GB | ||
eximo ポイ活 ※4 ※5 | 8,228円(ポイント還元で実質2,728円) | 無制限 | |
eximo ※4 ※5 | ・~1GB:2,178円 ・~3GB:3,278円 ・~無制限:4,928円 | ||
irumo ※4 ※6 | 550円 | 0.5GB | |
880円 | 3GB | ||
1,540円 | 6GB | ||
2,090円 | 9GB | ||
UQモバイル | コミコミプランバリュー ※7 | 3,828円 | 35GB |
トクトクプラン2 ※8 | ・~5GB:1,628円 ・5GB超え~30GB:2,728円 | 30GB |
※1:みんなドコモ割、長期利用割、dカードお支払い割、ドコモ光セット割/home 5Gセット割、ドコモでんきセット割を適用の場合
※2:みんなドコモ割、dカードお支払い割、ドコモ光セット割/home 5Gセット割、ドコモでんきセット割を適用の場合
※3:dカードお支払い割、ドコモ光セット割/home 5Gセット割、ドコモでんきセット割を適用の場合
※4:2025年6月に新規受付終了
※5:みんなドコモ割(3回線以上)、ドコモ光セット割、dカードお支払割を適用の場合
※6:ドコモ光セット割、dカードお支払割を適用の場合(0.5GBプランは割引対象外)
※7:各種割引がないシンプルなプランのため基本料金と同じ
※8:自宅セット割、au PAY カードお支払い割を適用の場合
このようにドコモからUQモバイルへの乗り換えは、どのプランを選ぶのか、またどの割引を適用するのかによって、料金が安くなるかが変わります。
自分の契約パターンではどうなるのか、十分にシミュレーションして乗り換えましょう。
余ったデータを翌月に繰り越せる|ドコモは繰り越し不可
ドコモからUQモバイルへ乗り換えると、余ったデータを翌月に繰り越せるようになるメリットがあります。
ドコモとUQモバイルの各プランのデータ繰り越し対応状況は、次のとおりです。
ドコモとUQモバイルのデータ繰り越し対応状況を比較
サービス | プラン | データ繰り越し対応状況 |
---|---|---|
ドコモ | ドコモMAX | 非対応 |
ドコモポイ活MAX | ||
ドコモポイ活20 | ||
ドコモmini | ||
eximo ポイ活(※1) | ||
eximo(※1) | ||
irumo(※1) | ||
UQモバイル | コミコミプランバリュー | 対応 |
トクトクプラン2 |
このようにドコモではデータを繰り越せない一方、UQモバイルは現在受付中の全プランが繰り越しに対応しています。毎月のデータを賢くやりくりできるのは、UQモバイルならではのメリットです。
コミコミプランバリューなら国内通話10分かけ放題が無料|ドコモのかけ放題オプションよりも優れている
UQモバイルには、シンプルでわかりやすい「コミコミプランバリュー」というプランがあります。
「コミコミプランバリュー」には、国内通話10分かけ放題のオプションが追加料金なしで利用できます。
ドコモのかけ放題と比較すると、次のとおりです。
ドコモとUQモバイルのかけ放題を比較
ドコモ | UQモバイル | |
---|---|---|
月額料金 | ・かけ放題オプション(24時間かけ放題):1,980円 ・5分通話無料オプション:880円 | ・通話放題(24時間かけ放題):1,980円 ・通話放題ライト(10分以内の国内通話かけ放題):880円 ・通話パック60(月間60分までの通話が無料):660円 |
かけ放題オプション付きのプラン | – | コミコミプランバリュー:国内通話10分かけ放題オプション付き |
中でも、UQモバイルでは月間60分までの通話が無料になる「通話パック60」があり、ドコモにはない定額通話パックのオプションです。
また、ドコモでは5分通話無料オプションが880円(税込)ですが、UQモバイルでは10分以内の国内通話かけ放題が同じ価格の880円(税込)でお得です。
さらに、UQモバイルのコミコミプランバリューであれば、10分以内の国内通話かけ放題は無料オプションとして利用できます。
「1回5分のかけ放題では足りない」と感じる人にもUQモバイルは、おすすめです。
乗り換えても快適に通信できる|UQモバイルはauのサブブランド
ドコモからUQモバイルへ乗り換えても、快適な速度でインターネットを楽しめるメリットがあります。
なぜならUQモバイルを運営するのは大手キャリアのKDDIであり、auのサブブランドという位置付けであるためです。
UQモバイルをどの程度快適に使えるのか知るために、実際のユーザーが計測した平均的な通信速度を比較してみましょう。
ドコモとUQモバイルの通信速度を比較(2025年8月時点)
サービス | ドコモ | UQモバイル |
---|---|---|
下り平均速度 | 136.86Mbps | 130.67Mbps |
上り平均速度 | 13.0Mbps | 17.52Mbps |
平均Ping値 | 45.37ms | 40.71ms |
下り平均速度はわずかにドコモのほうが速いものの、UQモバイルも十分快適にインターネットを楽しめる速度水準です。
ドコモからUQモバイルへ乗り換えたからといって、通信速度が大幅に遅くなる心配はないです。
au PAY ゴールドカードで支払うと最大10%還元|さらに対象プランの月額割引もあり
UQモバイルの料金をau PAY カードまたはau PAY ゴールドカードで支払うと、Pontaポイントが貯まってお得です。それぞれのカードで支払った場合の、ポイント還元率を比較しましょう。
UQモバイル料金支払い時の還元率を比較
au PAY カード |
---|
1% |
au PAY ゴールドカード |
---|
最大10% |
さらにUQモバイルのトクトクプラン2は、au PAY カード(ゴールド含む)で支払うと、月額料金が毎月220円(税込)割引になるメリットもあります。
ドコモからUQモバイルへ乗り換えるなら、au PAY カードまたは au PAY ゴールドカードを使って、お得に支払いましょう。
まとめ:ドコモからUQモバイルへの乗り換えはプラン内容や割引を比較して検討しよう

UQモバイルはauのサブブランドとして安定した通信品質を提供していますが、端末のラインナップやデータ容量に制限があります。
ドコモからの乗り換えを検討する場合は、料金だけでなく使い方に合ったプラン選択や、割引の適用条件も含めて慎重に比較検討することが重要です。
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