ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える手順と7つのデメリット【2025年8月最新】

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える手順と7つのデメリット【最新】

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えると、毎月のスマホ代を大幅に抑えられる一方、ソフトバンク独自の割引やPayPayポイント特典が使えなくなります。

UQモバイルへ乗り換えると月額料金がお得に!ソフトバンクのキャリアメールは有料化する点に注意

本記事では、事前準備から乗り換え後にやることまでの具体的な手順をわかりやすく解説します。

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目次

【結論】ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える手順まとめ

【結論】ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える手順まとめ

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える手順とメリット、デメリット

乗り換える手順
1. 必要書類を用意してMNP予約番号を取得
2. UQモバイルで利用できるか動作確認
3. UQモバイルで乗り換え手続きを進める
4. SIMが届いたら初期設定
5. APN設定とデータ移行を終えたら完了
デメリット
無制限プランや大容量プランがない
・電波がつながりにくいことがある
・ソフトバンク独自の割引サービスから抜けることになる
キャリアメールアドレスは有料
・PayPayポイントが貯まりにくい
・オンラインでの未成年者の契約は不可
・通話かけ放題サービスの価格は同じ
メリット
毎月の支払いが安くなる
・格安SIMでは通信性能が高く安定している
お得なキャンペーンがある
・通話オプションサービスの種類が多い
申し込み不要でテザリングが無料
・全国各地に店舗がある
・節約モードでデータ容量をコントロールできる
・支払い方法が多くauかんたん決済も利用可能
乗り換えのポイント
  • UQモバイルの料金プランと通話オプションは2種類
  • 実店舗がありサポート体制も充実している
  • ソフトバンクはPayPayポイント、UQモバイルはau PAYが貯まりやすい

ソフトバンクからUQモバイルへの乗り換えは、キャリアから格安SIMへの乗り換えとなります。

そのため通信性やサポート体制がデメリットとなりやすく、価格の安さや使い勝手の良さがメリットです。

しかしUQモバイルはauの運営する格安SIMで、キャリア並みの柔軟性を備えています。

オプションサービスも多く、対面でのサポートも提供している点が魅力です。

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ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える前の事前準備

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える前の事前準備

必要となる書類やデータを用意する|支払い方法はクレジットカードか口座振替が利用可能

必要となる書類やデータを用意する|支払い方法はクレジットカードか口座振替が利用可能

UQモバイルに乗り換える前には必要書類一式を準備しておくと、手間がかかりません。

ソフトバンクからUQモバイルの乗り換えで慌てないためにも、支払い情報やメールアドレスは必ず用意しておきましょう。

なおUQモバイルからのお知らせがメールフィルター設定で、除外される恐れもあります。

@kddi.comの受信設定は、あらかじめ済ませておくと安心です。

ソフトバンクからUQモバイルの乗り換えで必要になるもの

本人確認書類
・運転免許証
・日本国発行のパスポート
・マイナンバーカード
・写真付きの住民基本台帳カード
・身体障がい者手帳
・療育手帳
・精神障がい者保健福祉手帳
・特別永住者証明書
・在留カード+外国発行パスポート
・健康保険証
契約者本人名義の支払い情報
クレジットカードもしくは金融機関口座
メールアドレス
申し込み後にも連絡の取れるもの
MNP予約番号
電話番号情報を引き継ぐ場合のみ必要
※予約番号の取得が不要な場合と必須となる場合がある

本人確認書類において、マイナンバーの通知カードは利用できません。

本人確認書類には条件が付くので、詳細を確認した上で必ず原本を用意していきましょう。

また、健康保険証を本人確認書類として利用し、かつ料金の支払いをクレジットカード以外(口座振替等)で行う場合、補助書類が求められるケースもあります。

UQモバイルで動作確認端末をチェックする|SIMロック解除の有無も確認しておく

UQモバイルで動作確認端末をチェックする|SIMロック解除の有無も確認しておく

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える場合、回線契約はソフトバンクからauに切り替わります。

回線が切り替わる乗り換え契約では、端末の対応状況を調べておくことが大切です。

UQモバイルでの動作が確認済みの端末であれば、問題ありません。

SIMカードを挿入するだけで、UQモバイルを利用できます。

ソフトバンクからUQモバイルへの乗り換えで確認すべき項目

SIMロックの解除
1.ソフトバンクのマイページ「My SoftBank」にログインする
2. 「メニュー」を選択する
3. 「契約・オプション管理」に進む
4. 「その他のお手続き」を開く
5. 「SIMロック解除」に進み「解除する」を選択

端末対応の確認

STEP
UQモバイルの公式オンラインサイトを開く
UQモバイルの公式オンラインサイトを開く
STEP
「製品・端末」のページに進む
「製品・端末」のページに進む
STEP
「SIM製品一覧」を選択する
「SIM製品一覧」を選択する
STEP
「動作確認端末(スマートフォン対応機種)一覧」に進む
「動作確認端末(スマートフォン対応機種)一覧」に進む
STEP
キャリア・メーカー・デバイス・SIMから端末を絞り込む
キャリア・メーカー・デバイス・SIMから端末を絞り込む

UQモバイルの動作確認端末一覧では、通話・SMS・データ通信・テザリング・5G SAの対応状況が記載されています。

OSバージョンも載っているので、必ずそのバージョンで利用していきましょう。

ただし機種によっては、キャリアアップデートが必要となるケースもあります。

またSIMロック解除手続きが必要かどうかも確認できるため、あわせて調べておきましょう。

【MNPワンストップを利用する場合】ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える手順

【MNPワンストップを利用する場合】ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える手順

1. UQモバイルで乗り換え手続きを進める|適用するキャンペーンは契約前にチェックする

1. UQモバイルで乗り換え手続きを進める|適用するキャンペーンは契約前にチェックする

UQモバイルを提供するKDDI、沖縄セルラーは2023年5月より、オンラインでのワンストップ対応をスタートしました。

ソフトバンクからの乗り換えであれば、MNP予約番号を取得せずともワンストップでの契約手続きが可能です。

UQモバイル公式サイトより、以下の手順で進めていきましょう。

UQモバイルで他社からの乗り換え手続きに進むまでの手順

STEP
UQモバイルのオンラインショップを開く
UQモバイルのオンラインショップを開く
STEP
上部に表示される「新規契約・他社から乗り換え」のタブを選択する
上部に表示される「新規契約・他社から乗り換え」のタブを選択する
STEP
購入する「SIM/eSIM」もしくは製品を選ぶ
購入する「SIM/eSIM」もしくは製品を選ぶ
STEP
ポップアップされる契約種別で「他社からの乗り換え(MNP)」を選択する
ポップアップされる契約種別で「他社からの乗り換え(MNP)」を選択する
STEP
SIMカードまたはeSIMの申し込みボタンを選択する
SIMカードまたはeSIMの申し込みボタンを選択する

なおUQモバイルの店舗では、ワンストップ方式での乗り換えはできません。

MNPワンストップが利用できるのは、オンラインショップ上での手続きのみとなります。

店舗での申し込みを検討している場合は、従来のMNP予約番号による乗り換えを利用していきましょう。

2. UQモバイルのMNP手続きで「取得していない」を選択する|ソフトバンクでのログインが必須

2. UQモバイルのMNP手続きで「取得していない」を選択する|ソフトバンクでのログインが必須

UQモバイルでの初期選択を終えたら、乗り換え手続きに進みます。

最初に契約者の利用状況を聞かれるため、au IDやソフトバンクのパスコードをそろえておきましょう。

なお、MNPワンストップ方式では契約手続きの途中で、転出元事業者の選択があります。

ソフトバンクのログインページに遷移するため、IDとパスワードは確認しておくと安心です。

UQモバイルでのワンストップ方式に同意するまでの手順

STEP
商品・契約方法の選択で「他社から乗り換え(MNP)」にマークを付ける
商品・契約方法の選択で「他社から乗り換え(MNP)」にマークを付ける
STEP
「お手続きに進む」を選択
「お手続きに進む」を選択
STEP
生年月日、au IDの有無、利用者の選択に回答する
生年月日、au IDの有無、利用者の選択に回答する
STEP
MNP予約番号の取得状況の確認で「取得していない」にマークを付ける
MNP予約番号の取得状況の確認で「取得していない」にマークを付ける
STEP
現在利用中の携帯電話会社で「ソフトバンク」を選択する
現在利用中の携帯電話会社で「ソフトバンク」を選択する
STEP
乗換予定の電話番号を入力する
乗換予定の電話番号を入力する
STEP
「MNPの手続きに進む」を選択する
「MNPの手続きに進む」を選択する
STEP
ソフトバンクIDとパスワードでMy SoftBankにログインする
ソフトバンクIDとパスワードでMy SoftBankにログインする

また、ソフトバンクからUQモバイルへ乗り換える際、電話番号の入力も発生します。

電話番号の誤入力があるとMNPがうまく進まないため、慎重に進めていきましょう。

半角数字入力で、ハイフンなどは不要です。

3. UQモバイルでの契約情報を選択して申し込む|転出後は通常の手順と変わらない

3. UQモバイルでの契約情報を選択して申し込む|転出後は通常の手順と変わらない

ソフトバンクのマイページに移ったら、UQモバイルへの転出に同意する流れとなります。

転出に同意すると、ソフトバンク回線は利用できなくなるので、注意が必要です。

UQモバイルに戻ってからは、通常の申し込み手順とほとんど変わりません。契約に関する詳細を入力して、選択していきましょう。

ソフトバンクでのログイン後にUQモバイルで選択する項目

契約プラン
・UQモバイルの料金プラン
・追加するオプションサービス
・適用するキャンペーンやプログラム
契約者情報
・氏名
・生年月日
・住所
・連絡先
支払い情報
クレジットカード情報または口座情報
製品の配送について
・配送先住所
・配送の日時指定

UQモバイルの最短発送は翌日です。ただし配送状況や審査状況によって、一週間程度かかるケースもあります。

ソフトバンクからUQモバイルへの乗り換えは、余裕のあるタイミングで行っていきましょう。

【MNP予約番号を取得する場合】ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える手順

【MNP予約番号を取得する場合】ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える手順

1. MNP予約番号を取得する窓口を決める|ソフトバンクでの受付は3種類

1. MNP予約番号を取得する窓口を決める|ソフトバンクでの受付は3種類

ソフトバンクからUQモバイルへの乗り換えは、MNP予約番号でも可能です。

番号発行の窓口も店舗、電話、オンラインから選択できるため都合の良い場所を利用していきましょう。

なおMNP予約番号の取得時には、ソフトバンクでの契約情報や暗証番号が必要です。

ソフトバンクにおけるMNP予約番号の発行窓口

スクロールできます
対応窓口受付時間詳細
電話9:00~20:00(年中無休)携帯電話番号ポータビリティ問い合わせ窓口への架電でオペレーターの指示にしたがう
ソフトバンクショップ店舗の営業時間に準ずる本人確認書類を持ち込み店頭で乗り換え希望の旨を伝えて番号を取得する
My SoftBank0:00~24:00(年中無休)マイページからMNP予約番号発行手続きが可能

ソフトバンク携帯電話からの場合は5533、その他の場合は0800-100-5533でつながります。

どちらから進めても通話料はかかりません。

また店頭では、委任状があれば代理人による手続きも可能です。

一方でオンラインでは、解約時の費用がわかるメリットもあります。

各窓口のメリットとデメリットを踏まえた上で、検討していきましょう。

2. My SoftBankでMNP予約番号を発行する|取得はUQモバイルでの契約直前がおすすめ

ソフトバンクでMNP予約番号を取得する際は、オンラインのみ自身での手続きが必須となります。

オンライン上での申請が不安な場合は、電話窓口や店頭での申し込みを活用していきましょう。

ソフトバンクのマイページから取得する手順は、以下のとおりです。

オンラインでMNP予約番号を発行する手順
  1. 「My SoftBank」へアクセスしてログイン
  2. 「メニュー」を選択して「契約・オプション管理」に進む
  3. 「画面上部のお客さま情報」に進む
  4. 画面最下部に表示される「その他のお手続き」を選択する
  5. 「MNP予約番号の紹介・キャンセル」を選択する
  6. 4桁の暗証番号を入力する
  7. 「お手続きする」でMNP予約番号を取得する

4桁の暗証番号は、契約する際に決めた番号を指します。

暗証番号を忘れてしまった際は書面を郵送してもらうかソフトバンクショップで変更するか、いずれかの対応が必要です。

ただし郵送での書面発行は、1週間から10日ほどかかります。

急ぎの場合は、ソフトバンクショップで変更する方法がおすすめです。

3. UQモバイルに乗り換える|番号に11日以上の有効期限が残っていることが条件

ソフトバンクでMNP予約番号をもらったら、早速UQモバイルに申し込んでいきましょう。

UQモバイルでMNP予約番号を使う際は、有効期限が11日以上残っている必要があります。

有効期限が足りない場合は、再度ソフトバンクで取得することになるので、注意してください。

UQモバイルでMNP予約番号を使って申し込む手順

STEP
UQモバイルオンラインショップにアクセスする
UQモバイルオンラインショップにアクセスする
STEP
購入商品を選択する
購入商品を選択する
STEP
契約方法でMNPを選択する
契約方法でMNPを選択する
STEP
アンケートに回答してMNP予約番号の取得状況に進む
アンケートに回答してMNP予約番号の取得状況に進む
STEP
「取得している」にチェックを入れる
「取得している」にチェックを入れる
STEP
MNP予約番号・有効期限・乗り換える電話番号を入力する
MNP予約番号・有効期限・乗り換える電話番号を入力する
STEP
契約者の個人情報とUQモバイルのプラン、オプションを選択する
契約者の個人情報とUQモバイルのプラン、オプションを選択する
STEP
最終確認画面まで進み問題なければ申し込み完了

なおUQモバイルでMNP予約番号を入力して申し込んだ後も、スマホは問題なく使うことができます。

ソフトバンク回線が使えなくなるのは、開通手続きのタイミングです。

UQモバイルから商品が届くまでは、今まで通りソフトバンク回線での運用となります。

4. UQモバイルから商品が届くのを待つ|確認メールは必ずチェックしておくと安心

UQモバイルでの申し込みを完了したら、商品到着までは待機となります。

UQモバイルでは、最短で翌日発送を行なっています。

しかし注文内容や申し込みのタイミング次第では到着が遅れることもあるため、一週間を目安に待機していきましょう。

UQモバイルから商品が届くまでの目安

配送までの日数
2~4日程度
配送が遅れる場合の理由
・契約者情報がソフトバンクとUQモバイルで一致しない
・入力事項に誤りがある
・注文内容に不足や不備がある
・連休や祝日を挟んでいる

またUQモバイルでも、配送の対象外となる地域があります。

配送地域は、注文を確定する前に確認しておくようにしましょう。

なお注文完了後は、必ずUQモバイルから確認メールが届きます。

24時間が経過しても受け取りが確認できない場合は、UQ mobileお客さまセンターに問い合わせていきましょう。

5. 回線を切り替える|開通手続き中はスマホが使えなくなる点に要注意

UQモバイルより製品が到着したら、時間に余裕のあるタイミングを狙って回線切り替えの手続きに進みます。

回線切り替え後は、ソフトバンクのICカードが使えなくなるため注意しましょう。

またオンラインでの切り替え受付時間は、午前9時から午後9時15分までです。

オンラインからUQモバイルに切り替える場合の詳細

必要となる情報
・注文番号
・注文履歴確認用のパスワード
・回線切り替えを行う電話番号
・同梱している納品書
受付時間
9:00~21:15(年中無休)
手順
1. au IDもしくは注文番号とパスワードでUQモバイルにログインする
2. 注文履歴確認画面を開く
3. 「回線を切り替える」を選択する
4. 新旧両方の端末を電源から切る
5. 30分ほど経過したら新端末の電源を入れる

ソフトバンクからの乗り換える場合、申し込み後の確認メールに注文番号と注文履歴の確認用パスワードが記載されています。

切り替え手続きの前には必要となる入力事項も確認しておくと、進行がスムーズです。

回線切り替えの手順は、UQモバイルのオンラインサイトにも載っています。受付時間に注意して進めていきましょう。

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えた後にやること

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えた後にやること

APN設定を行う|iPhoneでは他社のプロファイルの削除手順が必要になることも

ソフトバンクからUQモバイルへの回線切り替えが無事終わったら、初期設定に進みましょう。

APN設定はiPhoneかAndroidかによって、対応が変わります。

アクセスポイントの設定は、iPhoneなら不要ですがAndroidでは必須です。

一方でプロファイルの削除はAndroidの場合、不要となります。

iPhone・Android別の必要な手順を把握しておきましょう。

UQモバイルにおけるAPN設定

iPhone
1. SIMカードの挿入で自動的にアクセスポイントが設定される
2. 設定アプリを開く
3. 「一般」に進む
4. 「VPNとデバイス管理」を開く
5. 「他社の構成プロファイル(APN)」に進む
6. 「プロファイルを削除」を選択する
7. 画面指示にしたがってパスコードを入力
8. 「削除」を選択したら完了
Android
1. 設定アプリを開く
2. 「ネットワークとインターネット」を選択する
3. 「モバイルとネットワーク」を選択する
4. アクセスポイント名を開く
5. メニューアイコンを開き「新しいAPN」を選択する
6. 名前・APN・ユーザー名・パスコードを入力する
7. 認証タイプを入力したら完了

AndroidでAPN設定を進める際は、4G LTE対応端末か5G対応端末かで内容が変わります。

いずれも名前はauとなりますが、APN名やユーザー名が異なる点に注意しましょう。

認証タイプはどちらも「CHAP」です。

入力後は、追加したAPNの選択も忘れないようにしてください。

端末にあわせてデータ移行を進める|au IDがあれば「データお引っ越しアプリ」も利用可能

SIMと端末のセットで契約した場合は、端末間でのデータ移行も必要です。

iPhoneならクイックスタート、AndroidならGoogleアプリを使って手軽に移していきましょう。

UQモバイルで利用できるデータ移行の方法と手順

スクロールできます
端末の種類移行方法手順
iPhoneからiPhoneクイックスタート1. 新機種を起動して旧機種をロック状態に
2. 両機を近づけて旧機種のカメラで確認
3. 新機種の設定を進める
4. 「iPhoneから転送」を選択する
5. Apple IDでサインインして転送完了
AndroidからAndroidGoogle1. 旧機種でGoogleを開く
2. 「デバイスのセットアップ」を選択する
3. 「新しいデバイスへのコピー」を選択
4. 新機種でGoogleにログインする
5. コピーする内容を選択して各種設定へ
iPhoneからAndroid/AndroidからiPhoneデータお引っ越しアプリ1. アプリをダウンロードする
2. 「同意してはじめる」を選択する
3. au IDでログインして二段階認証をパス
4. 利用規約、同意事項を確認する
5. アクセス権を許可してデータを預ける
6. 預かり期限内にデータ移行を実施する

なおauではau IDをもつユーザーに向けて、「データお引っ越しアプリ」を提供しています。

iPhoneとAndroid間で機種変更をする際には、専用アプリでの移行がおすすめです。

また有料のPontaパス会員であれば、「データお預かりアプリ」が50GBまで利用できます。

データお引っ越しアプリの利用手順

STEP
アプリをダウンロードする
アプリをダウンロードする
STEP
「同意してはじめる」を選択する
「同意してはじめる」を選択する
STEP
au IDでログインして二段階認証をパス
au IDでログインして二段階認証をパス
STEP
アクセス権を許可してデータを預ける
アクセス権を許可してデータを預ける
STEP
預かり期限内にデータ移行を実施する

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えるデメリット

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えるデメリット

UQモバイルには無制限プランがない|ソフトバンクなら50GBのメニューも選択可能

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える際は、容量の違いにも注意しましょう。

UQモバイルの最大容量は、コミコミプランバリューの35GBです。

ソフトバンクのような無制限プランや、50GBの大容量プランの提供はありません。

UQモバイルで35GB以上を使いたい場合、選択肢はデータ追加のみとなります。

ソフトバンクとUQモバイルのプラン比較

キャリアプラン名月間データ容量
ソフトバンクペイトク無制限無制限
ペイトク3030GB
ペイトク5050GB
メリハリ無制限+無制限
ミニフィットプラン+~1GB、~2GB、~3GB
スマホデビュープラン+ライト4GB
スマホデビュープラン+ベーシック20GB
UQモバイルコミコミプランバリュー35GB
トクトクプラン2~5GB、5GB超~30GB

ただしデータチャージは、1GB・1,100円(税込)とやや割高な料金設定です。

UQモバイルでは増量オプション「増量オプションⅡ」を用意しているため、最初から増量したい際はオプションを選んでいきましょう。

なお増量分は、それぞれ5GBとなっています。

通信環境はソフトバンクの方が安定している|UQモバイルも速度はほとんど変わらない

ソフトバンクは、自社回線を有するキャリアにあたります。

一方でUQモバイルは、auが提供するキャリアの格安SIMです。

そのため自社回線のソフトバンクに比べると、通信環境はやや不安定な傾向にあります。

特に特定の地域や山間部、地下などの通信環境ではつながりにくくなる恐れもあります。

回線状況は、UQモバイルの「対応サービスエリア」で確認しておくと安心です。

ソフトバンクとUQモバイルの速度と基地局数の比較

通信会社平均Ping値平均ダウンロード速度平均アップロード速度基地局数(4G/LTE)基地局数(5G)
ソフトバンク39.8ms113.82Mbps19.43Mbps175,33365,366
UQモバイル40.71ms130.67Mbps17.52Mbps195,56551,968
※通信速度の参照元:みんなのネット回線速度(ソフトバンクUQモバイル
※基地局数の参照元:総務省「令和5年度 携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の調査結果の概要について」

とはいえUQモバイルは、格安SIMのなかでも比較的早いサービスとなります。

時間帯によっては混雑の影響を受けるものの、基本的にはKDDIの強みが感じられる格安SIMです。

一定期間に大量の通信を行った場合には通信制限がかかる可能性もありますが、具体的な上限数値は明かされていません。

一般的な利用であれば、ストレスなく運用できます。

ソフトバンク特有の割引制度がなくなる|「新みんな家族割」や「おうち割」は適用対象外に

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えると、ソフトバンクで受けていた特典は受けられなくなります。

特に家族グループで加入する「新みんな家族割」は、加入人数に応じて割引料金が変動するため注意が必要です。

他の家族はソフトバンクに残る場合、人数変更で割引額が下がる恐れもあります。

ソフトバンクが提供する割引サービス一覧

サービス名特典概要
新みんな家族割3人以上の利用で最大1,210円割引加入プランと利用人数にあわせて月額料金が割引になる
家族割引国内通話や国内メールが24時間無料最大10回線まで同一グループ内の家族同士の通信量が無料になる
おうち割 光セット永年毎月1,100円引きインターネットとスマホのセット契約で通信料金が割引される
おうち割 でんきセット2年間110円、3年目以降55円の割引でんきとスマホをセットにすると通信費の永年割引が受けられる

また「おうち割」も、他のサービスとセットにすることで適用される割引制度です。

インターネットやでんきを継続する場合、セット契約のメリットはなくなることも覚えておきましょう。

またソフトバンクからUQモバイルへの乗り換えで違約金は発生しませんが、機種代が残っていると支払いが続きます。

乗り換えで発生する残債や、特典の削除がないかチェックしておくと安心です。

PayPayポイントのソフトバンク特典が使えなくなる|ヤフーショッピング利用者は要注意

ソフトバンクは、PayPayポイントに力を入れているキャリアです。

UQモバイルに乗り換えると、ソフトバンクが提供するPayPayポイントの特典は使えなくなるデメリットがあります。

ソフトバンクユーザーは、主にヤフーショッピングでの買い物における優遇制度が豊富です。

普段からヤフーショッピングの利用が多い人は、ポイント還元率の変化にも注意しましょう。

ソフトバンクユーザーが受けられる主なPayPay特典

サービス特典内容
PayPayカード割PayPayカードで通信料金を支払うと毎月187円割引
ヤフーショッピングPayPayで支払うと最大17%のポイント還元
日曜日に購入すると最大10%還元
スーパーPayPayクーポン対象店舗でPayPayクーポンを使うと最大半額相当分が戻ってくる
エンタメサービス特典対象サービスへ加入すると月額料金の最大20%を還元
LINE MUSIC6ヶ月無料、期間終了後も長期利用で毎年500ポイントプレゼント
子育て応援クラブ子供が12歳になるまで毎年の誕生月に1,000ポイントをプレゼント
長期継続特典通信契約13ヶ月目以降のユーザーに毎年1,000ポイント付与

またPayPayカード割があることも、ソフトバンクならではの特徴です。

専用のカードで支払うだけで、毎月割引を受けられます。

街中でPayPayを使う際もソフトバンクの利用者のみ還元率が大きくなるため、PayPayポイントを利用している人は注意しましょう。

UQモバイルに乗り換えるならメインのQRコード決済も見直す必要があります。

ソフトバンクのキャリアメールアドレスは有料化する|利用料金は毎月330円(税込)

ソフトバンクのキャリアメールアドレスは、UQモバイルでも利用できます。

ただしソフトバンク以外での利用となるため、「メール持ち運びサービス」の申し込みが必要です。

持ち運びサービスは月額で330円(税込)、年額で3,300円(税込)かかります。

ソフトバンクとUQモバイルのメールアドレスサービスの比較

携帯通信会社サービス使用料金/1アドレス
ソフトバンクEメール(i)無料
メールアドレス持ち運び・月額:330円
・年額:3,300円
UQモバイルメールサービス220円

また「メール持ち運び」の支払い方法は、クレジットカード払いのみです。

コンビニ払いや口座振替は、利用できないので注意しましょう。

仕事やプライベートでソフトバンクのアドレスを頻繁に使っている人には、大きなデメリットです。持ち運びサービスを使うかUQモバイルのアドレスに乗り換えるか、事前に検討しておくと良いです。

未成年者の契約は親権者同伴での来店のみ|オンラインでの乗り換え手続きは不可

UQモバイルでは、未成年者の契約も可能です。

中学進学の3ヶ月前から未成年者の本人名義で、申し込み手続きを行うことができます。

ただし対応する窓口は店舗のみで、親権者の同伴が条件です。

契約者本人のみの来店で申し込むことはできないので、注意してください。またオンラインでの手続きも受け付けていません。

UQモバイルの未成年者契約における注意事項

申し込みの受付場所
店舗のみ
持ち物
・未成年者の本人確認書類
・親権者による同意書
・親権者の本人確認書類

なお未成年者の契約では、必要書類が数点増えることも覚えておきましょう。

親権者同意書は、UQモバイルの公式ホームページでダウンロードできます。

また店頭にも用意があるため、来店時の記入でも問題ありません。

かけ放題オプションの価格はソフトバンクと変わらない|かけ放題サービスは安くならない

ソフトバンクとUQモバイルの国内通話かけ放題サービスは、どちらも1,980円(税込)です。

ソフトバンクの「定額オプション」は少し安くなりますが、留守番電話や割込通話といったサービスが除外となります。

また追加できるのは、2019年9月に新規受付を終了した「通話基本プラン」の加入者のみです。

ソフトバンクとUQモバイルのかけ放題サービス

キャリア国内通話かけ放題サービス月額料金
ソフトバンク定額オプション+1,980円
定額オプション1,650円
UQモバイル通話放題1,980円

通話オプションの価格がほとんど変わらないのは、UQモバイルに乗り換えるデメリットといえます。

もし現在加入しているプランが通話基本プランで、定額オプションを使っていたら要注意です。

UQモバイルに乗り換えることで、かえって通話オプション料が上がる恐れもあります。

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えるメリット

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えるメリット

月額料金が安く抑えられる|UQモバイルの料金プランはシンプルかつ明瞭

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えると、毎月の支払い料金を大きく抑えられます。

一見ソフトバンクのスマホデビュープランが最安値に見えますが、料金が上がっていく変動制のプランです。

14ヶ月目以降は、倍近くアップするため注意しましょう。

ソフトバンクとUQモバイルの料金比較

キャリア料金プラン月額料金
ソフトバンクペイトク無制限9,625円
ペイトク307,425円
ペイトク508,525円
メリハリ無制限+7,425円
ミニフィットプラン+3,278~5,478円
スマホデビュープラン+ライト1,078~2,266円
スマホデビュープラン+ベーシック1,078~3,916円
UQモバイルコミコミプランバリュー3,828円
トクトクプラン21,628~4,048円

UQモバイルでは、最大でも4,100円(税込)以下でプランを運用できます。

ソフトバンクのような無制限プランはありませんが、小容量から中容量まで安く利用できる点が魅力です。

オンラインサイトもシンプルで見やすい作りのため、初心者にも使いやすい格安SIMといえます。

格安SIMのなかでも通信速度が速い|アップロード速度もダウンロード速度も優秀

UQモバイルは、格安スマホの中でも通信速度が速い点が特徴です。

他社の格安SIMと比較してみても、全体的に安定した数値を誇ります。

特に反応速度に関わる平均Ping値に強く、格安SIMでもストレスなく通信できるといえます。

格安SIM間における速度比較

通信会社平均Ping値平均ダウンロード速度平均アップロード速度
UQモバイル40.71ms130.67Mbps17.52Mbps
ワイモバイル38.31ms120.44Mbps19.87Mbps
ahamo45.46ms128.42Mbps13.31Mbps
LINEMO38.21ms121.76Mbps20.46Mbps
※通信速度の参照元:みんなのネット回線速度(UQモバイルワイモバイルahamoLINEMO

またUQモバイルを提供するKDDIは、現在進行形でさらなる基地局数の設置を進めています。

auの格安SIMであるUQモバイルへの好影響も、少なくありません。

格安SIMでも通信性を重視したい人は、ぜひUQモバイルへの乗り換えを検討してみてください。

UQモバイルへの乗り換えでau PAY残高還元がある|最大15,000円(不課税)がもらえる

ソフトバンクからUQモバイルへの乗り換えでは、キャッシュバック特典などの付いたキャンペーンも利用できます。

UQモバイルでは初めて契約する人に向けて、乗り換えデビューキャンペーンを開催中です。

auやpovoからの乗り換えは対象外ですが、ソフトバンクからの乗り換えは適用可能です。

UQモバイルSIMデビューキャンペーンの詳細

項目au PAY利用特典SIM契約特典
特典のポイント還元額(不課税)最大5,000円相当最大10,000円相当
適用条件・他社からの乗り換えであること
・SIMカードまたはeSIMのみの契約
・対象プランの契約
・利用開始翌月1日~末日の間にau PAYを利用すること
・auもしくはpovo以外からの乗り換え
・SIMカードのみ、eSIMのみの契約
・対象プランの契約
・「増量オプションⅡ」への加入

ただし15,000円相当(不課税)の還元額は、2種類の特典に分かれています。

au PAY利用特典を受け取るためには、プランのほかに増量オプションⅡへの加入も必要です。

また5,000円相当(不課税)の還元には15,000円以上の利用が条件となるため、期限内の支払いを心がけましょう。

通話オプションサービスが豊富|60歳以上のユーザーはかけ放題が安くなる

UQモバイルでは、3つの通話オプションサービスを展開しています。

国内通話かけ放題と10分以内かけ放題のほかに、毎月60分までの定額サービスも用意する点が特徴です。

ソフトバンクでもかけ放題と準かけ放題の用意がありますが、準かけ放題で無料となる制限時間は5分間です。

UQモバイルが同額で10分まで可能となる点を踏まえると、ソフトバンクはやや割高といえます。

ソフトバンクとUQモバイルの通話オプションサービス

スクロールできます
提供元通話オプションサービス料金
UQモバイル通話放題:国内通話が24時間かけ放題1,980円
通話放題ライト:一回10分以内の国内通話がかけ放題880円
通話パック60:月間最大60分相当(最大2,640円分)の国内通話が定額で利用できる660円
ソフトバンク定額オプション+:国内通話がいつでもかけ放題1,980円
準定額オプション+:一回5分以内の国内通話が無料880円

またUQモバイルでは、「60歳以上通話割」もあります。

60歳以上通話割は、60歳以上のユーザーを対象とした通話料の割引サービスです。

1,980円(税込)の通話放題が永年1,100円(税込)引きとなる上、本来月額220円(税込)のメールサービスも無料で利用できます。

UQモバイルならテザリングが無料で使える|申し込みは不要でいつでも利用可能

ソフトバンクでは、パケットプランに入っている場合のみテザリング機能が利用できます。

しかし基本的には有料で、月額550円(税込)の支払いが必要です。

一方でUQモバイルは、契約ユーザーであればだれでも手軽にテザリング機能が使えます。申し込みの手間もありません。

ソフトバンクとUQモバイルにおけるテザリングサービス

キャリア月額使用料申し込み
ソフトバンク最大550円(税込)データ定額サービスへの加入が必要
UQモバイル無料不要

ただしスマホの機種によっては、テザリング不可となる場合もあります。

テザリングを使う予定の人は、あらかじめUQモバイルの「動作確認端末一覧」から対応状況を確認していきましょう。

なおUQモバイルでは、テザリングの月額料金もかかりません。対応機種であれば、簡単に利用できます。

UQモバイルを取り扱う実店舗が多い|契約申し込みやアフターサポートが受けられる

実店舗をもたない格安SIMが多い中、UQモバイルは実店舗がある上、店舗数も多いサービスです。

全国各地に取扱店舗があり、契約後も安心してサポートを受けられます。

またソフトバンクからの乗り換え手続きにも対応しているため、不安な人は店頭での相談もおすすめです。

UQモバイルを取り扱う店舗と対応業務

スクロールできます
取り扱うサービスUQスポットau Styleau ショップUQ取扱店
新規契約もしくはMNPの申し込み
契約情報の変更×
機種変更
料金収納×

なおUQモバイルを取り扱っていても、店舗によって対応できる業務範囲に差があります。

全体的なサポートをお願いしたい場合は、UQスポットかau Styleに来店するようにしましょう。

契約後の変更についてはUQ取扱店では、対応していません。

UQモバイルでは支払い方法も豊富|かんたん決済でのまとめ払いも利用できる

UQモバイルでは、クレジットカードのほかに口座振替や店頭での支払いも利用できます。

クレジットカードをもっていない人でも申し込めるのは、UQモバイルならではの利点です。

また支払い用の専用アプリやインターネットバンキングもあるので、ニーズに合った支払い方法を選択していきましょう。

UQモバイルで利用できる支払い方法
  • クレジットカード払い
  • 口座振替
  • 店頭
  • インターネットバンキング(Pay-easy)
  • 支払秘書アプリ

なおアプリストアやショッピングサイトでの支払いでは「auかんたん決済」の利用も可能です。

デジタルコンテンツの支払いも、スマホの月額料金とまとめられます。

まとめ:ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える手順は簡単!デメリットは割引サービスの少なさ

まとめ:ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える手順は簡単!デメリットは割引サービスの少なさ

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える最大の魅力は、比較的高い通信性能を保ちながら月々の料金を節約できる点です。

結論:ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えるデメリットとメリット

一方でソフトバンク独自の割引サービスや、PayPayポイント特典を失うなどのデメリットもあるので注意してください。

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この記事を書いた人

株式会社Link Life(代理店届出番号C2004508/届出電気通信事業者A-23-11788)では、インターネット関連事業を展開しています。

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