ahamoは海外で使うと高額請求になる?2025年最新の原因と回避方法をユーザー調査から解説

海外旅行を前にして、ahamoの利用料金について不安を感じていませんか?

「追加料金なしで海外でも使える」と聞いたけれど、本当に高額請求の心配はないのか、子どもが勝手に高額なサービスを使ってしまったらどうしよう、仕事の出張で15日以上の滞在になるけれど大丈夫なのか…そんな心配事が頭をよぎりますよね。

その不安の原因は、あなたの知識不足ではありません。ahamoの海外利用に関する情報が分かりにくく、「何が無料で何が有料なのか」が明確でないことにあります。

実際、正しい知識なしに使ってしまうと、思わぬ高額請求につながる落とし穴に繋がることも。。

しかし、安心してください。

この記事では、あなたのような慎重派の方に向けて、「やるべきこと」と「やってはいけないこと」を具体的にお伝えします。

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目次

【ユーザー調査から解説】結論:ahamoの海外利用における高額請求の可能性は3つ

ahamoの海外利用で思わぬ高額請求が起きる背景には、ユーザーと料金システムのあいだにある「認識のギャップ」が関係しています。

「追加料金なし」という言葉を文字通りに受け取り、あらゆるサービスが完全に無料で使えると誤解してしまうケースがあるのです。

こうした仕組み上の違いを理解しておけば、予期せぬ請求を未然に防ぐことができます。

「全部無料」というのは誤解!?データ通信以外はしっかり有料になる

ahamoの「追加料金なし」は、あくまでもデータ通信に限定されたサービスです。通話やSMSについては、国内と同じように料金が発生します。特に注意が必要なのは、普段利用している「5分かけ放題」や「かけ放題オプション」が海外では適用されないことです。

例えば、滞在先から日本の家族に10分間電話をかけた場合、国や地域によって異なりますが、1分あたり100円~200円程度の料金が発生します。つまり、たった10分の通話で1,000円~2,000円もの費用がかかってしまうのです。SMS送信についても1通につき100円の料金が必要になります。

各国での国際通話料・SMS送信料

滞在国音声通話:発信(円/分)音声通話:着信(円/分)SMS送信(1通)
アメリカ滞在国内:125円日本向け:140円その他の国向け:265円175円100円
韓国滞在国内:50円日本向け:125円その他の国向け:265円70円100円
フランス滞在国内:80円日本向け:180円その他の国向け:280円110円100円
※参照: 【海外利用】国際ローミングの対応エリアと利用料金 | NTTドコモ ※iPhone16の場合 ※SMS受信料は無料 ※不課税

これらの料金は、LINEやメッセンジャーなどのアプリを使うことで回避できます。音声通話もビデオ通話も、データ通信の範囲内であれば追加料金はかかりません

また、「大盛りオプション」を契約している方も要注意です。海外では基本容量の30GBしか利用できず、大盛り分の追加データは対象外となります。

  • +80GBの大盛りオプション加入中に国内で10GB使用して渡航→海外で30GB利用可能
  • +80GBの大盛りオプション加入中に国内で90GB使用して渡航→海外で20GB使用可能

海外滞在が1ヵ月以上の長期になる場合は費用が無駄になってしまうので、オプションの解除をお忘れなく。

要注意!海外で電話・SMSを使いすぎると、月末までデータ通信まで利用停止になる

海外での電話やSMSの利用額が月に5万円(利用停止の基準額)を超えると、その月の末日までは電話・SMS・データ通信のすべてが止まってしまいます。追加でデータ量を購入したとしても、この制限は解除されない仕組みです。

渡航中に通信手段を失うのは大きなリスクなので、利用状況を定期的にチェックし、5万円を超えないよう計画的に使うことが欠かせません。特に海外では、電話を受けただけでも着信料がかかるケースがあるため、使い方には細心の注意を払いましょう。

「日本と同じように使える」わけではない⚠️15日間の期間制限あり

ahamoの海外データ通信には、多くの方が見落としがちな重要な制限があります。それが「15日間の利用制限」です。海外で最初にデータ通信を利用した日を1日目として、15日経過後の日本時間0時から通信速度が128kbpsに制限されてしまいます。

時差がある国では、現地時間との違いで混乱が生じやすい点も注意が必要です。

この128kbpsという速度は、LINEのテキスト送受信やメールのやり取りはギリギリ可能ですが、Googleマップの表示やナビ機能、SNSの画像読み込み、動画視聴、ビデオ通話などは快適さがなくなります。海外で道に迷った時にマップが使えない状況を想像すると、その深刻さが分かるでしょう。

さらに問題なのは、この制限が日本に帰国してデータ通信を行うまで続くことです。データ容量を追加購入しても、15日制限による速度制限は解除されません。長期出張や留学を予定している方は、この点を必ず考慮に入れた通信プランを立てる必要があります。

「高額請求は絶対ない」という誤解│ahamoの請求額以外で「高額な通信費」になるケース

ahamoからの直接的な高額請求はなくても、結果的にトータルの通信費が高額になってしまうケースがあります。それが、30GB超過後の追加チャージ(550円/1GB)や、15日制限後に必要となる代替通信手段の費用です。

長期滞在者の多くは、15日経過後にスマホの通信が実質的に使えなくなるため、現地SIMやeSIM、海外用Wi-Fiルーターなどを追加で契約せざるを得ません。

つまり、「ahamo月額料金+追加チャージ/代替手段の費用」が、海外滞在中の真の通信費となるのです。1か月の長期滞在であれば、ahamoの基本料金に加えて追加で5,000円~10,000円程度の通信費が必要になる可能性があります。

事前にこの点を理解していないと、「ahamoは安い」と思って選んだのに、結果的に他の海外プランより割高になってしまうケースもあるのです。

【出発前・設定編】ahamo海外利用の高額請求を防止する6つの設定

現地に着いてから慌てて対応するよりも、日本にいるうちに準備を済ませておけば、海外でも安心して過ごせます。

紹介する6つのステップを実践すれば、高額請求や通信のトラブルを事前に避けられるはずです。

どれも手間のかからない作業ですが、コツコツ準備しておくことで快適な海外体験につながります。

Step1: 渡航先が対応エリアか公式サイトで最終確認

旅行の準備で見落としがちですが、まず大事なのは行き先がahamoの対象エリアに入っているかどうかの確認です。

対象外の国や地域で通信すると、国際ローミング扱いになり、1日で数千円という高額な請求が発生することがあります。

追加料金不良の海外データ通信対応国・地域(91)

グループ国・地域
北米アメリカ(本土)、アラスカ、カナダ、グアム、サイパン、ハワイ
中南米米領バージン諸島、エクアドル、チリ、プエルトリコ、ブラジル、ペルー、メキシコ
アジアインド、インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マカオ、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス、韓国、香港、台湾、中国
オセアニアオーストラリア、ナウル、ニュージーランド、フィジー
ヨーロッパアイスランド、アイルランド、アゾレス諸島、アンドラ、イギリス、イタリア、ウクライナ、エストニア、オーストリア、オランダ、カザフスタン、カナリア諸島、キプロス、ギリシャ、クロアチア、サンマリノ、ジョージア、スイス、スウェーデン、スペイン、スペイン領北アフリカ、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マディラ諸島、モナコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、ロシア
中東アラブ首長国連邦、イスラエル、オマーン、カタール、サウジアラビア、ヨルダン
アフリカエジプト、ガーナ、ナイジェリア、南アフリカ、モロッコ、レソト
※参照: 海外データ通信 | サービス | ahamo

政情不安や災害で、急にサービスが止まる場合もあるので、出発直前にもう一度チェックしておくのが安心です。

もし非対応エリアだった場合は、日本にいるうちに現地SIMを買うか、Wi-Fiルーターをレンタルしておくのが無難。現地で慌てて調達すると割高になったり、言葉の壁で手続きに手間取ったりしがちです。

エリア確認は、安心して海外を楽しむための最初の準備と言えるでしょう。

Step2: スマホの「データローミング」をONにする

海外でahamoを使ってデータ通信するには、スマホの「データローミング」をオンにする必要があります。ここを設定し忘れると現地でネットにつながらず、せっかくの海外利用プランが使えません。

iPhoneの設定方法Androidの設定方法
1.「設定」を選択
2.「モバイル通信」を選択
3.「通信のオプション」を選択
4.「データローミング」をオン
1.「設定」を選択
2.「ネットワークとインターネット」を選択
3.「モバイルネットワーク」を選択
4.「データローミング」をオン
※参照: データローミングとは?| NTTドコモ

機種によって表示されるメニュー名は少し違いますが、操作の流れはほとんど同じです。

データローミングという言葉に不安を感じる人もいると思います。確かに、対応外の国や地域でオンにしてしまうと高額請求の原因になりかねません。

ただし、渡航前にエリアを確認しておき、現地に着いてからオンにすれば問題なく利用できます。設定自体は30秒ほどで終わる簡単な作業ですが、忘れると現地で困ることになるので、出発前に必ず確認しておきましょう。

Step3: 意図しないデータ消費を防ぐ「バックグラウンド更新」をOFFに

海外でのデータ利用で注意すべきは、意識しないうちに大量のデータが消費されてしまうことです。特にバックグラウンドで動作するアプリの自動更新や同期機能は、あなたが気づかない間にデータ容量を消費し続けています。

海外出発前に、設定画面から「オフ」や「Wi-Fi接続時のみ」に変更しておくことが重要です。

iPhoneの設定方法Androidの設定方法
1.「設定」を選択
2.「一般」を選択
3.「アプリのバックグラウンド更新」を選択
4.「アプリのバックグラウンド更新」を選択
5.「オフ」または「Wi-Fi」を選択
1.「設定」を選択
2.「ネットワークとインターネット」を選択
3.「データセーバー」を選択
4.「データセーバー」をオンにする
(Wi-Fi接続時のみ更新)
※参照: 編集部iPhone, Android

面倒に感じるかもしれませんが、この設定により月間データ容量の大幅な節約が可能になります。海外での貴重なデータ容量を、本当に必要な用途にのみ使えるようになるのです。

Step4: 連絡はLINE通話・Messengerが基本!緊急時の連絡手段を決めておく

海外で通信費を節約するなら、基本的には音声通話をインターネット通話アプリに切り替えるのがおすすめです。LINE通話だと1分で約0.3MB使うので、ahamoの30GBなら1,600時間ほど、約67日分は通話できる計算になります。(参照: LINEMO

とはいえ、災害が起きたときや、Wi-Fiが全然ない場所で何かあったときは、ネット回線よりも電話回線の方がつながりやすいことがあるんです。なので、緊急時にはお金がかかってもahamoの普通の電話を使ったり、1通100円でSMSを送ったりと、いくつか連絡方法を用意しておくとよいでしょう。

家族や一緒に行く人とは、「普段はLINE通話で、緊急のときは有料の電話やSMS」といったルールを先に決めておきましょう。通信手段が完全にダメになったときの待ち合わせ場所も決めておけば、さらに安心です。

Step5: 渡航先のWi-Fi環境を事前にリサーチしておく

海外旅行でデータ使用量を抑えたいなら、現地のWi-Fiスポットを事前に調べておくのが効果的です。どこで無料Wi-Fiが使えるかを把握し、積極的に利用すれば、ahamoのデータ容量を節約できます。

  • 宿泊先のホテル
  • 空港や駅などの公共交通機関
  • カフェ
  • ショッピングモール

事前に利用可能なWi-Fiスポットをリストにして、スマートフォンのメモアプリなどに保存しておくと、現地でスムーズに活用できて便利です。

ただし、公共のWi-Fiを使う際は、セキュリティ対策に注意が必要です。個人情報や重要なデータのやり取りは、できるだけモバイルデータ通信を使うようにしてください。

Step6: ahamoアプリでデータ利用量を毎日確認する癖をつける

海外では、Googleマップのナビ機能を頻繁に使ったり撮った写真や動画をすぐにSNSにアップしたりすることで、普段よりデータを使ってしまうことがあります。

ahamoアプリで毎日のデータ利用量をこまめに確認すれば、使いすぎを未然に防げるはずです。

1日あたりの目安データ量を計算しておくのもおすすめ。15日間の旅行で30GBなら、1日あたり約2GBが目安です。毎日比べて、使いすぎているようなら調整しましょう。

【現地で困ったとき】ahamoの海外利用ケース別トラブルシューティング

事前にどんなに準備をしても、海外では予期しないトラブルが発生します。言語の壁がある中で通信トラブルに遭遇すると、パニックになってしまうでしょう。

ここでは、海外で発生しやすい2つのトラブルケースについて、具体的な解決策を紹介します。

これらの方法を知っておくことで、現地でトラブルに遭遇しても冷静に対処できるでしょう。

Case1: 急にインターネットに繋がらなくなった

海外でインターネットが使えなくなった時、まずはスマホの設定を見直してみましょう。機内モードがオンになっていたり、モバイルデータ通信がオフになっていたりするケースが多いです。一時的な通信トラブルなら、端末を再起動するだけで直ることもあります。

  1. 機内モードのオン・オフ
    設定画面から機内モードを一度オンにし、30秒ほど待ってからオフに戻す
  2. それでもダメなら…端末の再起動
  3. それでもダメなら…データローミング設定のオンを確認
  4. それでもダメなら…ネットワークの手動選択
    利用可能な事業者の一覧から手動で選択し直す

これらの方法を試しても状況が改善しない場合は、ahamoの公式サイトにあるサポート窓口に相談してみましょう。専門の担当者が原因を調べて、解決策を教えてくれます。

Case2: 高額請求が来てしまった(または、来ていないか不安)

予想よりも高い料金が請求されたと感じたら、ahamoアプリや公式サイトで利用明細を確認してみましょう。

利用明細を見て、国際電話をかけていないか・国際SMSを送信していないかを確認してください。数分の国際電話でも、料金は数千円になることがあります。

明細を見ても納得できない場合や、覚えのない料金がある場合は、すぐにahamoのサポートに連絡しましょう。利用明細のスクショや疑問点のメモを用意しておくと、スムーズに相談できます。

ahamoの海外利用に関するよくある質問【FAQ】

最後に、ahamoの海外利用に関するよくある質問をまとめました。

一つひとつの疑問を解消して、万全の準備で出発しましょう。

Q1. 海外でもテザリングは利用できますか?料金はかかりますか?

30GBの範囲内であれば追加料金なしでテザリングを利用できますが、スマホよりもパソコンのほうがデータ消費量が大きい点に注意が必要です。

特にアップデート、自動同期などが動作すると、短時間で数GBのデータが消費される可能性も。海外でテザリングする場合は、パソコンの自動更新設定を事前にオフにしておきましょう。

Q2. 日本にいる家族や友人からの着信にも料金はかかりますか?

海外滞在中は、日本からの電話を着信して受けた場合にも、1分あたり200円程度の着信料金がかかってしまいます。

事前に家族や友人に、「海外にいる間は着信料金がかかるので、緊急でなければLINEで連絡して」と伝えておくことがおすすめです。

Q3. 15日間の利用制限は、日本に一時帰国すればリセットされますか?

海外で15日間の制限がかかった後でも、一度日本に帰国してデータ通信を行うと、再び海外で15日間の高速データ通信を利用できるようになります。

※ただし、月内に30GBを使い切っていて、同じ月に海外へ行った場合は容量超過の速度制限(最大1Mbps)が発生します。

ただし、現実的には頻繁な帰国は困難な場合が多いでしょう。長期滞在が確定している場合は、15日経過後の代替通信手段(現地SIMやeSIMなど)を事前に検討しておくことが重要です。

Q4. データ容量を使い切った場合、追加チャージすれば海外でも高速通信できますか?

ahamoの海外利用には、データ容量と期間の2つの制限があります。

滞在15日以内の場合、30GBを使い切って通信速度が最大1Mbpsに制限されても、データ容量を追加購入(550円/1GB)することで、再び高速通信を利用できます。短期滞在であれば追加チャージで問題を解決できるのです。

しかし、滞在15日を経過した場合は状況が異なります。

たとえデータ容量が残っていても、通信速度が最大128kbpsに制限され、この期間超過による速度制限は、データ容量を追加購入しても解除されません。日本に帰国してデータ通信を行うまで制限は続きます。

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